KJワークス 山口のページ - 北摂 北大阪 注文住宅の間取りを木の家 施工例から解説。

長期優良住宅からエコポイント対応リフォーム、自然素材住宅・健康住宅・光と風を取り込んだ人と住まい、そして地球にやさしい設計を提案しています。


KJ WORKS 設計士 山口のブログページです。

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溝辺さんさんの家 プランイメージ

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庇の効用

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キャットウォーク

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KJ WORKSの設計術や家づくりについて私の想いを、日々綴っています。
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2. KJ WORKSの設計術の最近のブログ記事

色の塗りかえ

 

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ご愛読、ありがとうございます。

 

KJWORKS設計施工で自宅を建てて、早7年。外壁の板張り、バルコニーデッキの板もずいぶん色落ちが進行してきたので、このたび思い切って再塗装の工事をおこないました。

 

写真は家を北東の方向から見たものですが、東側が駐車場で空いているため、朝日がすごくよくあたるんです。室内が明るいのはいいのですが、外壁への日射の影響はかなりのものだったようで...。

 

KJWORKSの木想家では、外壁の下には必ず通気層を設けているので、板がジメジメして腐ってくる、ということはそうありません。色が落ちるのは、表面的なものなんですね。

 

雨に濡れる、そして強い日射を浴びて乾く。その繰り返しで、板そのものの色も落ちてきますし、塗装を施したものも徐々に色あせてきます。完全にあせて板が悪くなりだす前に再塗装をすると、その次が長持ちするんですよ。

 

木部の再塗装の際には、まずは元の板の荒れた表面を少し削って整える作業をおこないます。これを「ケレン」と言って、次のような感じです。

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そして表面が綺麗になってから、新しく色を塗っていくんです。私の家の外壁は板張りの部分がほとんどなので、足場をかけ、ケレンをして、塗装して、足場を外す全工程で、10日ほどかかりました。

 

冒頭の写真はその再塗装完了後の勇姿であります。新築時と同様の美しさに仕上がり、非常に満足です!

 

また今回、普段拭くことができないハメ殺しの窓、外国製木製サッシに面格子をつけた窓なども、足場を掛けたことで綺麗に掃除もできました。何だか年末の大掃除の仕上げを今頃やった感じで、室内からの眺めもすっきりと綺麗になり、ありがたいことです。

 

なにせ板の面積が大きいので、コストはそれなりにかかりましたが、それは新築時からわかっていたこと。お客さまへの提案では、下屋の部分のみ板張りにするなど、もう少しメンテを考えた提案内容にしているんですよ。

 

それにしても、外壁やデッキの床も、表面をケレンしたり鉋をかけたりすれば、また白木が下から顔を出してきます。そこにまた色をつけてやれば、新築の時に戻ってくれる。

 

家が「一皮剥けた」という感じでリフレッシュしてくれます。これもまた新建材にはない、木の良さだなあ。

 

木の家に住んでいるということ、そのよさを改めて実感することができ、またつくり手としての自信も深めることができ、おおいに実りのあった、今回の塗り替えだったのであります。

 

さあ、次の塗り替えに備えて、また少しずつでもメンテ費用の積立てを再開しましょう!



間取りづくりの楽しさ

 

溝辺さんさんの家 プランイメージ

 

ご愛読、ありがとうございます。

 

家の設計、それはまず「間取りづくり」から始まります。これを私たちの言葉では「プランニング」と言ったりしますが、それは、ただ「部屋の数と場所を決める」ということだけにとどまりません。

 

敷地の中のどこに、どんな向きで、どんな形の、どんな部屋をもった家を建てるのか。プランニングとは様々な条件や法規制、環境をふまえて、あるいは建物の構造をふまえて、それを検討し、まとめあげていく作業です。

 

敷地が違えば、住まい手が違えば、当然間取りは変わります。また、同じ敷地で同じ住まい手だとしても、プランニングをする人によって、また間取りは変わってきます。

 

画像は、ある不整形な細長い土地に、3階建の住宅を建てるという前提での間取りのイメージです。こういう非常に厳しい条件だと、逆にすごく面白い間取りができたりして、自分でもびっくりしたり(笑)。そんなこともあります。

 

誰もがそこにたどり着くべき「正解」がないのが、間取りづくりの難しさであり、また楽しさでもある。私はそんな風に考えているんです。

 

とはいえ、今まで13年間プランニングと「住まいの提案」を続けてきて、やはり私なりに「ここを大事にして間取りを考えたい」「こういう間取りをお客さまに提案したい」というものが出来ています。それがKJWORKSの間取りのスタイル、ということなのでしょうね。

 

そんな、私が考える「いい間取り」ってどんなものか、それはどういう風に考えてつくるのか、そんなことを、今年からセミナーという形で、家づくりをお考えのかたに向けてお話することになりました。

 

この「間取りセミナー」、1時間ほどの時間で、あまり突っ込んだ話ではなく、例えば次のようなことを楽しくお話できたら、と思っています。専門的になりすぎても、面白くないですからね。

1.間取りって何?
2.いい間取りって何?
3.よい間取りにするためには、どんなことが大切?
4.土地(敷地)に合った間取りって?
5.住まい手(ご家族)に合った間取りって?
6.KJWORKSのつくりたい間取り

お話だけではつまらないので、参加者の方々と、ちょっと間取りのエクササイズなんかもやったらいいなあ...。どんなことをしようかな...。

 

今、そんなことを考えながら、セミナーの資料をつくっているのであります。

 

「間取りセミナー」、第1回目は2月4日(土)、午後1時30分からです。ちょっと、寄ってみてくださいませ!



色の塗り分け

 
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ご愛読、ありがとうございます。

本日、京都でまた一軒、「木想家」をお引渡しすることができました。ありがとうございました。

このお宅、家づくり当初からのお客さまのご要望が、「柱や床を黒く塗りたい!」「蕎麦屋さんみたいな雰囲気にしたい!」というものだったんです。

古民家風のたたずまいがお好き、少しレトロな雰囲気がお好き、というお客さまでした。

店舗ではやったことがありますが、住宅でははじめてのこと。古民家再生住宅などでは実例を知っているというものの、どのようにすれば「濃すぎない」気持ちのいい雰囲気に仕上がるのか。

私が携わった基本設計段階では間取りを主に検討するので、そこまでの話はありませんでしたが、その後の実施設計、そして現場管理の担当スタッフとお客さまとで、かなり色々と検討を重ね、打合せを重ねたようです。

柱、梁などの構造体は塗る。床は塗る。天井はJパネルという無垢材構造パネルが表しになっていますが、これは塗らない。

階段は、側板(段を支える斜めの板)の側面までは塗って、段板は塗らない。

鴨居や窓枠などは塗る。板戸の表面は塗る。でも襖の枠は塗らない。

こんな感じで、すべての部位について塗るところ、塗らないところを細かく検討し、イメージを詰めてから実際の施工に取り掛かるということをやっていきました。

そして、結果的に実現したのがこのような空間であります。

完全に塗られた古色ばかりの空間ではなく、適度に白木が残り、とてもいいバランスになっていると感じられました。ちょうど、いい感じなんですね。

私はそのすべての検討、すべての打合せには参加していませんが、スタッフたちの検討、お客さまとの話し合いがうまくいって、バランスよく仕上がってくれていることが、とても嬉しかったのです。

もうこれで、「室内の古色塗装」もマスターできたことでしょう。次から同様のご要望をいただいても、自信をもって対応できますね。

これでまたひとつ、新たな「KJWORKSの設計術」の引き出しが増えました。そのきっかけを下さったお客さまに、感謝です!


木のグループホーム

 

待合室とプレイルーム_nishiki

ご愛読、ありがとうございます。

 

KJWORKSでは、専用住宅の他に、住宅の延長線上の規模でできる施設、たとえばクリニックなどもいくつか手がけています。写真はその内のひとつ、堺にある「にしきこどもクリニック」の待合室です。

 

このようなクリニックなどの建物こそ、住宅と同様に、いや住宅以上に、「木の癒し効果」を患者さんなどの利用者に感じてもらえたらいいですね。ですから、是非木造でこういうものをつくっていきたい、常にそう思っています。

 

そうしたら、そんな関連の構想のお話があって、ここのところ実は「グループホーム」について勉強しているんです。今まであまりご縁がありませんでしたが、学べば学ぶほど、これも木造で建てたい施設だと感じているんですよ。

 

現在の日本で「グループホーム」と言えば、認知症高齢者のためのグループホームを指すことがほとんどです。しかし「グループホーム」というのは元々、ヨーロッパで始まった障害者解放運動の一環で生まれてきたものなんですね。精神障害者、知的障害者を、社会的な隔離施設から解放しようとする「脱施設」の動きの中で構想されてきたという敬意があるようです。本来は障害者用のものなんですね。

 

また、グループホームの建築について私は、「高齢者用の建物」ということで、老人保健施設などと同様にどこか「施設」というような感じ、鉄筋コンクリートの立派な建物、というような思い込みをしてしまっていたところがありました。

 

しかし実際のところは、もちろんそういう施設もありますが、木造による新築建物、あるいは木造アパートや一戸建をリフォームしたような建物も多くあるんですね。

 

木のグループホーム

写真は、大分県にある「グループホームびわのす」という施設です。220坪ほどの平屋建ての木造の建物で、県産の無垢の杉、ヒノキをたくさん使っています。さらに太陽光発電や高断熱性で環境へも配慮しているということで、大分県の「豊の国木造建築賞」で最優秀賞を受けたものなんです。その取組みが素晴らしいですね。

 

このように、グループホームは充分に木造でできる。というよりも、入居者の方々にとっては「施設」ではなく「家」ですから、KJWORKSが普段つくっている「木の家 木想家」と同様の考え方をもって建てるべき建物だと思います。

 

この「びわのす」は高齢者用のグループホームですが、知的障害者用のグループホームなどの場合は、知的障害者福祉法に基づく「知的障害者地域生活援助事業」という補助事業を利用する場合については、施設定員は4名から7名と
なっているようですね。

 

そうなると、一人辺り4.5帖ほどの部屋が4~7室と共用部、ということで、本当にもう「少し大きな家」という感じです。これなら普通の住宅規模の考え方で建設可能だし、リフォームでもあり得る規模だと思います。

 

高齢者の方、あるいは障害者の方が「集って住む木の家」、いま構想段階のそのお話も徐々に実現に向けて進めていきますし、もっともっとこれから、そんな建物をつくっていきたいですね。

 

クリニックやグループホームといった、いわゆる「社会的弱者」の方々が訪れ、あるいは日々を暮らす建物。そこに木のぬくもり、自然素材の癒しは、絶対にあるべきものだと考えます。

 

そんな建物をお考えの方、おられませんでしょうか?熱烈歓迎です!素敵な木の家、木の建物、一緒につくりましょう!



眺めを楽しみ、外とつながる家

 

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ご愛読、ありがとうございます。

 

今日は岡山県津山市でつくらせていただいている「木想家」の、社内検査に行ってまいりました。竣工間近の今、そしてその考え方を少しご紹介いたします。

 

上の画像、木々の向こうにその姿が見えています。手前の土手の並木は全て桜。春には素晴らしい眺めとなります。この木想家、そのコンセプトのひとつは「桜並木を楽しむ家」なんです。

 

1階の家族の間にはこちらの方向へ大きく掃出し窓を設け、さらにデッキをつくりました。2階もその上に大きくバルコニーデッキを張り出し、そこからも眺めを楽しみつつ、西側となるこちら側から1階への日差しを遮る役目も担っています。

 

デッキの北側には畳の間が張り出して、一番きつい夏の西日の時には影ができるようにもしてあります。

 

この桜並木、実はこの敷地に生えているのではありません。この土地は「グリーンヒルズ津山」という広い広い公園の敷地に隣接していて、その公園のほうの並木なのですね。まさに最高の借景であります。

 

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ちなみにグリーンヒルズ津山はこんな公園。さすがに岡山でも県北である津山市。もう美しい紅葉の季節となっていました。

 

また、公園と反対側には、遠方の山々への眺望も開けています。そしてそれを最大限に楽しむために、1階の家族の間が一部、眺望の方向へ向けて45度振った間取りになっているんですよ。こんな風に。

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この窓からの眺望、今日は手前に大きな外構工事の作業車が停まっていたのでうまく撮れませんでした。代わりに2階からの眺めを。

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高台になっているこの敷地。1階からでも、この南東の方角には津山市中心街と、その向こうに山々が臨めます。とても気持ちがいいですね。

 

今日の社内検査では、内部の施工精度や納まりなどのチェックに加えて、それぞれの場所からの眺望の広がり、そして庭と建物の関係なども、設計時の想定通りになっているかを確認してきました。

 

最初にこの敷地を見せていただいた時、南東方向のその眺め、西側の隣の公園への借景、その素敵なロケーションに驚きました。

 

それを何とか最高の形でプランに取り入れたい、しかし南側の隣家とのプライバシー確保も大事、隣の窓ばかり見える家はよくない、そんなことを色々と考えました。

 

そしてできあがったのが、一部角度を振ることで窓が正対するのを避け、かつ眺望の方向を向くプラン、西日をある程度避けることができながら、西側の桜並木を家の中に取り込めるこのプランなんです。

 

今日はその効果を再確認でき、大変嬉しい思いでした。家づくりをご一緒下さったお客さまに、心から感謝です!

 

さあ、竣工まであと少し。建物内部は、またご紹介いたしますね。



お仲間の家づくりを学んできました。

 

ご愛読、ありがとうございます。

 

昨日今日と、東京へ行ってきました。本題はSAREXという工務店の集まりでの勉強会だったのですが、それに絡めて、2つほど以前から行きたかったところへ行き、目で、耳で、手で、体で学んできたんです。

 

今回行ったのは、どちらも東京で頑張っておられる同業者、木の家づくり工務店です。でも、やはりところ変わればやり方も違います。ご同業のつくるものを見る、そしてお話を聞くのは、自分を客観的に眺めるために、とても大切だと思っています。

 

今回お邪魔したのは、まず大田区にある株式会社創建舎さん。こちらの設計リーダー、吉田さんとは親しくお付き合いいただいていて、今回は事務所を見せてほしい!と無理を言ってしまいました。

 

でも、勝手なお願いながら快諾いただき、更に社長の中里さんのご自宅、最近竣工成った「そうけんしゃの家」まで見学させていただくことができたんです。

 

しかも、中里社長ご夫妻からも暖かい歓迎を受け、美味しい夕餉までごちそうになってしまって、いやもう感激するやら恐縮するやら、でした...。

 

創建舎さんがつくっておられるのは、とてもすっきりとした木の家です。ほとんどが大壁ということでした。鴨居や窓枠などの材もツガをつかっておられ、さっぱりとした見え方で清潔感がありますね。その、自分たちとは違っているところが、とても参考になったのです。

 

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これは障子のはまった掃出窓の上部。KJWORKSとはまた違った納まりです。

 

そしてもう一ヶ所は東村山市の相羽建設さんが新しくつくられたリフォームのモデルハウス兼イベントスペースとも言うべき場所、その名も「あいばこ」です。

 

ここは設計、インテリアデザインに、伊礼智さん、小泉誠さんのお二人が参画しておられます。その見せ方ってどんなんかな?と興味津々だったわけですね。

 

行ってみると、やはりお二方のテイストが随所に見られて、これも自分たちとの違いが参考になるのです。ここは木造ではなくビルの1階にある店舗用スペースの改装なので、さらにすっきりとした感じですね。でも、多く使っている木材は杉。白と杉の色のコントラストをうまく見せる、という考え方のようで、創建舎さんともまた違っていますね。

 

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ここで一番面白かったのが、この写真のスペース。畳敷きにテーブルと椅子、という設えです。そして、天井高さをぐっと押さえたベンチのスペース。何だか出窓がベンチになったような、ちょっと穴蔵の雰囲気もするような、気持ちのいい場所だったのですね。奥行のあるベンチに胡坐で座っていると、妙に落ち着くのです。これは使える!そう思いました。

 

そんなことで、今回は2つ、お仲間がつくる空間づくりを学んできました。すぐに活かせそうなものもあるし、KJWORKSとはちょっとテイストの違う部分もあります。

 

でもそれは、実際に足を運んでみないとわからないのですね。見て、触って、空間を感じて、そしてお話も聞く。建物の場合は、そうやってこそ身につくもの、それが一番大事な気がしています。

 

いや、今回なかなかに充実した時間でした。素敵な時間をご提供くださった創建舎さん、相羽建設さんに、心から感謝する次第です。ありがとうございました!






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