KJワークス 山口のページ - 北摂 北大阪 注文住宅の間取りを木の家 施工例から解説。

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KJ WORKS 設計士 山口のブログページです。

KJ WORKSの設計術や家づくりについて私の想いを、日々綴っています。
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2010年5月アーカイブ

LED電球を使ってみます

 


いつもお読みいただきありがとうございます。

今日、Amazonで注文していたLED電球2種類が、届きました!
SHARP製であります。

家づくりのご提案の中には、当然照明器具のセレクトも含まれています。その空間にあった灯りの位置と個数、照度などを検討してご提案をしていきます。

その中で最近、LED照明の話がちょこちょこ出るようになってきました。その多くは「まだ高いけど、長持ちするみたいやし、実際どうなん?」というようなご相談ですね。

正直なところ、最初からLEDを組み込んだ照明器具はまだまだ種類が少ないのですが、玉切れして交換をする時に電球の種類を迷っておられる、既にお住まいのお客さまもおられると思います。

ということで、お客さまにご提案するのにはまず自分で使ってみようと思い、2種類の口金のランプを購入してみたというわけです。

到着した電球は写真のような感じ。E26という口金の、いわゆる「電球」サイズのものと、E17という小さい口金の、クリプトン球サイズのものです。

今日現在の私のLEDについての知識を挙げますと、

 ◯消費電力は白熱電球の約1/10、寿命は約10倍
 ◯電球前面ではなく、後ろの部分(写真では白い部分)で発熱するが、発熱量も小さい
 ◯電球の構造上、玉の後ろの方へは光が届きにくい
 
今回届いた電球を早速社内で点けてみましたが、やはり後ろへは光が廻りにくいです。でも、器具の形によってはあまり問題にはならないと思いました。それと、本当に熱くなりにくいです!

また、いわゆる「電球色(暖かみのある光)」のものを購入しましたが、その電球色が思ったよりも自然な感じでしたね。

これからじっくり使っていきますが、今日の印象としては、使い方に少し知恵がいるとはいえ、充分ご提案できるのではないか、という感じでした。

ただ、やはり気になるのは価格です。この2種類の購入価格は、どちらも約2500円ほどで、段々とこなれてきているようですが、まだ白熱球とはずいぶん差がありますね。それを含めた検討が必要になります。

しばらく継続的に使用してみて、またご報告するようにします!

〈おまけのニュース〉SHARP製のLED電球には、電球自体に調光機能が付いているものがあります。光の強弱を無段階調整できるのと、なんと電球色のオレンジから、昼白色の白への調光もできるとか。すごいヤツです!でも、やっぱりそれは、6000円くらいするんですね...。



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ポーチという部屋

 


いつもお読みいただきありがとうございます。

玄関を入る前、そこには「玄関ポーチ」という場所がありますね。

この場所を「木想家」ではとても大切にしています。この部分で、家の「品」がずいぶん変わってしまう、と考えているからです。

街でよく見ませんか、道路に面して、ほとんどポーチらしいポーチもなく、だしぬけに玄関ドアが外壁に取り付けられている家。庇も、申し訳程度にしかなくて、ドアが開いたらもう家の中が丸見えになってしまうような入口。

そういうものを見ると、何だか悲しくなってしまいます。

敷地に入ってから玄関にいたるまでは、やはり少しは距離をとって「引き」を演出したいですし、できれば敷地に入ってから一回曲がる動作を経て、玄関ドアに至るようにしたいものですね。

もちろん、ポーチにはしっかりと屋根をこしらえて、ゆっくりと傘をたたんで入ることができるようにしたいし、沢山の荷物をもって入る時のために、できれば木のベンチなども置きたいところです。

考えてみると、ポーチがあたかもひとつの「部屋」のように独自の空間をもつということが大事なんだなあ、と感じます。

そんな空間が成立している玄関ポーチのある家は、とても上品に見えますし、家に入っていく人の気分も全然違うと思うのです。

写真の家の場合、ポーチの上に2階が乗っているということもあって、特に「部屋」の雰囲気を出すことができました。とても品のある玄関だと思います。

家はもちろん中で過ごすわけですから、そこの空間の良さが一番大事なのですが、その空間への導入部、最初の部分であるポーチは、少し贅沢をして良い空間に仕上げたい。いつもそう思って、家への入り方、その場所のあり方を色々と模索しているわけなんです。




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ゆとり教育の恐ろしさ

 
いつもお読みいただきありがとうございます。

今日びっくりしてしまったニュースから、取り上げます。

読売新聞によると、小学6年生の社会科の教科書に、10年ぶりに「縄文時代」が復活した、とのことです。

これを読んで、思わず「ええっ!?」と声を上げてしまいました。もちろん、復活したことにではなく、なくなってしまっていたことにです!

少し記事から引用します。
「小6社会の教科書は「ゆとり教育」に伴い、1998年の学習指導要領改訂で、最も古い時代の記述について「農耕の始まり、古墳について調べ、大和朝廷による国土の統一の様子が分かること」と規定。2002年度以降の教科書からは、農耕が始まったとされる弥生時代から記述が始まり、旧石器時代と縄文時代は原則として消えた。」

いやあ、これはとんでもないことだと私には感じられます。円周率が3.14から3になったというようなことしか「ゆとり教育」については耳に入っていなかったのですが、まさかここまでとは...。

日本考古学協会が強く反発し、記述の復活を求めてきたとも書いてありますが、当然でしょう。その始まりの部分を抜きにして歴史を語るなど、言語道断ではないでしょうか?

それでもまだ、「旧石器時代」については詳しくとりあげられていない状況だそうです。信じられません。

私が思うに、これは単に歴史の勉強だけの問題ではありません。旧石器時代の石斧や矢尻など、そして縄文式土器などの造形は、その後の弥生時代以降のデザインとはかなり異質なものだし、それはどちらかというと子供の感性にこそ響くような部分があると思うのです。

そういう芸術教育の観点からしても、このようなことが長らくまかり通っていたことに、驚きを隠せませんね。

そういえば先日国土交通相の住宅担当の方から聞いた話の中でも、「光合成」が教えられていなかったようだという、これもまた仰天の話を聞きましたが、それもあながち嘘ではないのかもしれません。

人として成長していく中でとても大切なこれらのことをないがしろにしてきた「ゆとり教育」とやら、軌道修正が始まっていることには私も大賛成であります。漢字の読みや計算よりも大事なことを、教えてあげて欲しい。それが上記のようなことなのだと、思うんです。

しかし、実はこの10年に日本の社会が受けたダメージというのは、恐るべきインパクトをもって将来この国にしっぺ返しをくらわせることになるのではないか...。

今日は驚きとともに、そんな怖さも感じたのでした。また、そんな大事なことを全く意識出来ていなかった自分自身にも反省をしている次第です。




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濡れ縁とデッキ

 


いつもお読みいただきありがとうございます。

この写真のお庭、実に気持ちよさそうでしょう?桜をはじめとした大きな木が茂り、足元の玉砂利と石によるしつらえも素敵です。

このように庭を楽しむとき、室内からだけではなくて、デッキや濡れ縁をつくってそこから庭との一体感を楽しむ、ということをよくご提案しています。外とつながる場所って、とても気持ちいいですもんね。

でも、デッキと濡れ縁では、同じように無垢の木を使ってつくっても、ずいぶん違いがありますね。見た目も、その使い方も。

この写真のお宅は建物も瓦屋根ですし、庭も含めて全体的に和風のイメージ。そうした時、日本古来の装置である濡れ縁は、ばっちりとマッチしますね。そこに腰掛けて、石に足をおろして庭の眺めを楽しむ、という感じです。室内に畳の部屋、床座がある場合、その目線がそのまま濡れ縁へとつながるので、とても似合いますね。そこで飲むのは、やはり緑茶かな?

また、デッキは濡れ縁よりもサイズを大きく、「外の部屋」のようにつくります。そうすると、ダイニングの外へと時には椅子を出してきて外で朝食やお茶を、というような、椅子座の延長というイメージがあるように思います(もちろん、デッキに座ってもいいのですが!)。似あうとすれば、紅茶?

すいません、飲み物はどうも私の固定観念かもしれませんね(笑)。

でも、そんな感じで、同じようなつくりであっても、濡れ縁とデッキは、似て非なるものだと私たちは意識しています。お客さまのお好みやライフスタイルをお聞きし、その家のその場所にはどちらが似あうのかをよく考えないといけません。

ダイニングと畳コーナーがどちらも近くにある場合などは、デッキがそのまま延長していくといつのまにか濡れ縁になる、そんなプランをご提案したりもするんですよ。

家の計画と外構(造園)の計画が交わる部分とも言える濡れ縁やデッキ。外と接する場所での、その中間的なスペースをどうしつらえるのか。それはその家にとって大変重要なテーマであり、場合によっては室内以上に気を使う設計上のポイントだとも言えますね。

この写真のようにうまくハマると、それはもう嬉しさいっぱいであります!




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外壁の板張り

 


いつもお読みいただきありがとうございます。

木想家では、外壁も板張りで仕上げる場合があります。今日はその場合の決まりごとについて少し。

まず、これは板張りでも左官仕上げでも同じですが、外壁仕上の下には必ず通気層が設けられています。ここに空気が動くことで温熱環境がより有利になり、建物をより長持ちさせることに役立ちます。

板張りの場合、この通気層があることはかなり決定的に重要です。板は必ず、濡れてもすぐに乾くように施工しないといけないので、通気層があれば、表と裏から乾くことになり、板の劣化を防いでくれます。

また、板の張り方は写真のような縦張りが基本。これも上記と同様、乾きやすいことを重視しているからです。よく見ると、板と板との間に溝があるのにお気づきでしょう?ここが「樋」の役割をして雨水を速やかに排出しますし、なおかつ板同士の接触部分が小さくなることから、乾燥を早める効果があります。

板の種類は「唐松」を基本とします。唐松はその昔、矢板のような土木資材として使われていた木です。ヤニがあり、その分水に強い材なんですよ。

なお、板張りの場合でも、オスモのような自然塗料で仕上げる場合と、無塗装で仕上げる場合があります。通気層をしっかりとったKJWORKSの施行法では、板が腐るということはほとんど考えられません。しかし、濡れて乾くことを繰り返すうち、徐々に板の色は褪せていきます。グレーに近づいていくんですね。

それを気にして最初から塗る場合もあれば、最初は板の色を楽しんで、色が褪せてしまってから塗る、という考え方もあります。これはお客さまのお好み、ですね。

後から塗る際のコストを重視するなら、2階や3階の外壁にまで板を張ると、後から塗る際に足場を立てないといけなくなるので、1階だけにしましょうという提案をしたりもします。

ここまで色々なことを考え、想定しているからこそ、お客さんに板張りの外壁もお薦めできますし、そのメリット・デメリットもきちんとご説明出来ると言うわけですね。

板張りの家、全部やってしまうとすっかりログハウスと言うか、山小屋風になるのですが、部分的にアクセントとして採用すると、とても素敵です。他にはない、まぎれもない「自分の家」だと意識出来る効果もあるようですよ!




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緑あふれる北の庭

 


いつもお読みいただきありがとうございます。

昨日今日と雨降りで、ちょっと気分の滅入る空模様でしたね。

そんな気分を吹っ飛ばすべく、最高に爽やかな写真を採りあげてみました!

この木想家は、南北に細長い敷地に建っていて、南にも北にも広いお庭があるという、とても素敵な立地なんです。

ここは北の庭。庭の端から建物を見返したアングルですね。

できるだけ自然に、「里山」風にしつらえられたお庭の木々もしっかりと茂り、建物が見えにくくなるほど成長しています。

まさに、緑あふれる風景になっていますね。

北側のお庭は、建物から見たときに、木々に陽の光が当たっているのが見えるという良い点もあって、眺めるのならむしろ北の庭のほうが、という考えもあるほどなんですよ。

また、こちらのお庭、眺めが楽しめるだけでなく、画面中央下には、昔からこの地にあった井戸がそのまま使われています。とても美味しい良い水が出て、飲み水や調理に使えるほど。うらやましいですね。

その井戸と建物、そしてお庭が、なんとも一体感をもって共存している感じが、この写真から伝わりますか?違和感がないですよね。

自画自賛はいけませんが、こういう写真を見ると、自然の木々や緑との調和も大切に考える私たちの家づくりはやっぱり正しいと思えるし、これからもこんな爽やかな庭を楽しめる木想家をつくっていきたいなあ、そうしみじみ思う次第です。

爽やかな気分、届きましたでしょうか?




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