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木想家では、外壁も板張りで仕上げる場合があります。今日はその場合の決まりごとについて少し。
まず、これは板張りでも左官仕上げでも同じですが、外壁仕上の下には必ず通気層が設けられています。ここに空気が動くことで温熱環境がより有利になり、建物をより長持ちさせることに役立ちます。
板張りの場合、この通気層があることはかなり決定的に重要です。板は必ず、濡れてもすぐに乾くように施工しないといけないので、通気層があれば、表と裏から乾くことになり、板の劣化を防いでくれます。
また、板の張り方は写真のような縦張りが基本。これも上記と同様、乾きやすいことを重視しているからです。よく見ると、板と板との間に溝があるのにお気づきでしょう?ここが「樋」の役割をして雨水を速やかに排出しますし、なおかつ板同士の接触部分が小さくなることから、乾燥を早める効果があります。
板の種類は「唐松」を基本とします。唐松はその昔、矢板のような土木資材として使われていた木です。ヤニがあり、その分水に強い材なんですよ。
なお、板張りの場合でも、オスモのような自然塗料で仕上げる場合と、無塗装で仕上げる場合があります。通気層をしっかりとったKJWORKSの施行法では、板が腐るということはほとんど考えられません。しかし、濡れて乾くことを繰り返すうち、徐々に板の色は褪せていきます。グレーに近づいていくんですね。
それを気にして最初から塗る場合もあれば、最初は板の色を楽しんで、色が褪せてしまってから塗る、という考え方もあります。これはお客さまのお好み、ですね。
後から塗る際のコストを重視するなら、2階や3階の外壁にまで板を張ると、後から塗る際に足場を立てないといけなくなるので、1階だけにしましょうという提案をしたりもします。
ここまで色々なことを考え、想定しているからこそ、お客さんに板張りの外壁もお薦めできますし、そのメリット・デメリットもきちんとご説明出来ると言うわけですね。
板張りの家、全部やってしまうとすっかりログハウスと言うか、山小屋風になるのですが、部分的にアクセントとして採用すると、とても素敵です。他にはない、まぎれもない「自分の家」だと意識出来る効果もあるようですよ!
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