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いつもチェックしている「環境メディア」の記事から、ピックアップです。
「生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)」というのがこの10月に名古屋でおこなわれるそうですが、それに向けて環境省が、「里地里山」を保全・活用するための行動計画を策定することに決まったそうです。
里地里山って何でしょうか?私も以前から「里山」という言葉はよく使っていましたが、里地里山っていうんですね、今は。その意味するところは、完全な自然である原生林などではなく、農地、人工林、それから農業用水のため池などの、人の手が入った状態での自然環境、といったものです。これを「二次的自然環境」と言ったりもします。
環境省の報告によると、この里地里山は、今でも国土の約4割を占めているそうです。そして、多くの動植物が、この里山の生態系の中で命をはぐくんでいるんですね。
確かに私も、子供の頃に田舎のおばあちゃんのところなどで自然と触れ合ったよき思い出がありますが、それこそが「里地里山」なんですね。完全なる自然林などではなく、農地や人の手の入った林。日本の昔話に出てくる、「おじいさんが山へ柴刈りに」行く、その山こそが、里山なんです。
その里地里山も、人口減少や高齢化などの要因によって無管理状態になっているところが今どんどん増えているわけなんです。人の手が入った状態での自然ですから、ある程度の人為的介入がそこには必要なんですね。
しかし今、「里山を守れ」という動きも徐々に動き出しており、そのためのボランティアを育成するなどの試みも各地で始まっているのだとか。環境省としては、そのような動きを選考事例として紹介し、支援していくための行動計画を策定することにした、ということのようです。
そして環境省は先述のCOP10において、「SATOYAMAイニシアティブ」を国として提唱したい考えのようです。記事によると、「山間地の二次的自然の保全と活用の重要性を世界に訴える方針」だそうです。そしてこれを前に、行動計画を策定することで国内の里地里山保全の取り組みを後押しする、という考えなんですね。
このCOP10のことは私もあまり詳しくありませんが、そのためではあるとしても、里地里山保全の取り組み自体にはなんら異存はなく、とても大切なことだと思います。
かろうじて私も見たことのある、でも今の若い「町っ子」たちにとってはもう昔話の舞台でしかないような、里山。日本人の原風景ともいえる存在であったその自然環境を次世代に繋いでいくことは、日本人の義務であるとも言えそうですね。
今日は紹介に終始しましたが、以下で資料も見られますので、ぜひ一度チェックしてみてください!
里地里山パンフレット
http://www.env.go.jp/nature/satoyama/pamph/index.html
日本の里地里山の調査・分析について(中間報告)
http://www.env.go.jp/nature/satoyama/chukan.html












