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KJWORKSの木想家では、床を板で仕上げる場合、その全てが無垢の板材になります。いわゆる合板のフローリングはあり得ません。無垢の木の床は、年月を経るほどに味が出て、とても素晴らしいものですし、なんといっても肌触りが違いますよね。
でも、「無垢の木の床」といっても、その素材は非常にたくさんの種類があります。針葉樹にしろ広葉樹にしろ、たくさんの樹種の板が、床材としてつくられているんです。
その中から、私たちのご提案、そしてお客さまとの話し合いによって、その家の床材を選んでいくわけですが、そのルールは大きく分けて2つあります。
ひとつは、その板材がもつ雰囲気、一面に敷き詰められた時の雰囲気が、お客さまがイメージする「木の家」、私たちが提案したい「すっきりとした木の家」にマッチしているか?ということ。どちらかと言うと見た目の話ですが、床は面積が広いので、これはとても大切です。
そしてもうひとつが、「床の硬さ」がお客さまのライフスタイルに合っているか?ということです。一般的に、ナラやカバなどの広葉樹の床材の方が、針葉樹よりも硬いです。また、針葉樹の中では、杉が比較的柔らかく、ヒノキやマツのほうが硬めになります。
ですから、例えば写真のような場合。家族の暮らしの中心に、掘りごたつ形式になった座卓があります。右側の障子の先は縁側になっている感じ。座卓でご飯を食べ、くつろぎ、そして板間にそのままゴロンと横になってテレビを観たりもするという、まったくの「床座」の形式なんですね。
このようなお宅ですと、まず私たちがご推薦するのは、杉の床です。柔らかくて歩行感がよく、ゴロンと寝っ転がっても全然大丈夫。とても気持ちがいいんです。また、このような床座の形式を好まれる方は、柱の見える「真壁」の空間がお好きな方が多く、そのちょっと和風の雰囲気と板材のもつ味がよく合います。
でも、今はどちらかというとこういった「床座」のお宅は少なくなって、ダイニングテーブルとソファという「椅子座」の生活の方のほうが多いですね。杉の床は、歩行感が良いということは傷つきやすいということでもあり、椅子をひきずったりする使い方には合っていません。あとは、やんちゃ盛りの小さなお子様がおられる場合なども...。
そういう時には、そのお客さまの好みもお聞きしながら、ナラなどの広葉樹をお勧めしたり、針葉樹の中では硬めのマツ(赤松や唐松)をご提案したり、となるわけですね。
家にいるときはいつも触れている「床」、これを何で作るかは、とても大事なことですよね。それにはまず現物を見ていただくこと、触れていただくことがなによりだと考えています。
「ギャラリーくらしの杜」には、実際に触れていただけるたくさんの樹種の床材を並べてあり、それを見ながら、触りながら打合せすると、とてもイメージが伝わりやすくて、喜んでいただけます。
是非一度、それぞれの無垢の木の板の違いを体感しにいらして下さい。床座にむいている杉の床の特性についても、いっぺんにわかりますから!






