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KJ WORKS 設計士 山口のブログページです。
KJ WORKSの設計術や家づくりについて私の想いを、日々綴っています。
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お風呂の窓
KJWORKS 大阪
(
2010年6月13日 21:23
)
いつもお読みいただきありがとうございます。
浴室という場所をどうつくるか。これも、ご家族によって、いや、ご家族の中でもそれぞれに色んな意見があります。
カラスの行水だから、あるいはメンテナンスを重視したいから、ということでユニットバスを選択される方もあり、お風呂に入るのがとても好きで、温泉旅館のようにしつらえたいという方もあり、という感じですね。
それによって浴室そのものの仕様もさまざまにあり得ますが、それに伴って、お風呂の窓もそれに相応しいものをセレクトすることになります。
写真のお風呂は、いわゆるユニットバスではない「在来浴室」という昔ながらの工法です。床や浴槽の下に防水を施し、その上にタイルなどで仕上げています。壁上部と天井は、板張りとしています。
このような「リラックスルーム」としての性格を重んじたお風呂をつくるならば、やはり庭の眺めを楽しめるような、そんな窓を設置したいなあ、そんな風に思いますよね。
しかし、浴室という最もプライバシーを要求される部屋、外部から覗かれるということがあってはならない部屋に、大きな窓を設けることは、実はかなり至難の技です。普通に考えれば、それは相反することを同時に満たすということですから。
でも、だからこそプランの練り甲斐があるというもの。このお宅の場合は、窓の外の庭の向こう側からは高さの関係で建物は見えません。左手側隣にも覗き込むような建物がないので、そちらもOK。
そして、右手に見える「家族の間」よりも浴室の位置を後退させた間取りでちょっと入り込んだ形とし、家族の間からデッキへ出ても、やはりお風呂の窓は見えないようになっているんですよ。
そのような間取りの工夫があってこそ、この開放的な、庭への眺めを安心して楽しめる浴室ができあがっているというわけなんです。もちろんこのような場合だけでなく、もっと建て込んだ場所の場合にも、その浴室にもっとも相応しい位置と大きさの窓を、その都度吟味して決めています。
なんといっても、人が裸になる、最も無防備になる場所だけに、よくよく考えないと快適なお風呂ライフが楽しめませんからね!
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