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KJ WORKS 設計士 山口のブログページです。
KJ WORKSの設計術や家づくりについて私の想いを、日々綴っています。
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木のもつチカラ
KJWORKS 大阪
(
2010年6月14日 19:13
)
いつもお読みいただきありがとうございます。
先日もお客さまのお手持ち家具の話を書きましたが、今日もそれに類する話です。
ご覧のお宅、柱も梁も見えている、いわゆる「真壁(しんかべ)」の家です。手前は畳の間、向こうが家族の間(いわゆるLDK)ですね。
畳の間、家族の間、それぞれに以前からお客さまがお手持ちだった無垢の木の家具が置いてあります。雰囲気がマッチして、とても美しいですね。
でも、よくみると、ダイニングテーブルと椅子、そして食器棚は、いわゆる「カントリー調」といわれる感じの家具です。それに対して手前は、どちらかというと「骨董家具」に近い、日本の昔の整理箪笥ですね。箪笥、と漢字で書きたい雰囲気をもっています。
でもこの一枚、その大きな違いを全く感じさせず、違和感なくひとつの絵になっている。そう思いませんか?
私はこれが、木という素材のもつ力だと思うのです。
柱や梁、鴨居や枠、床も全て無垢の木でつくられたこの家には、このような同じ無垢の木の家具を溶け込ませるような包容力があると感じます。そのキャパシティは、カントリー調から骨董まで広く受け入れるだけの大きなものなのですね。
これこそ私たちが目指す「木想家」のひとつのイメージでもあります。
すなわち、和風にも洋風にも偏らない、ニュートラルな雰囲気をもつ木の家。木をふんだんに見せながら、その使い方の妙によって、「木だらけ」というコテコテにはならない、すっきりとした感覚の木の家、です。
そんな家だからこそ必要以上に自己主張せず、それが故に、家具を溶け込ませる大きな包容力をもつのではないかと、そんな風に思うのです。
木のチカラをうまく引き出すのに、木だらけにする必要はない。お客さんの好みに合わせて、その家ならではの「すっきり」と「包容力」を、今日も考えています。
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