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KJWORKSの木想家では、一軒一軒そのスタイルとお客さまのお好みに合わせて、照明器具もすべてご提案しています。
場所場所に応じていろんな器具がありますが、基本的なルールは、あまり自己主張しないシンプルな器具であること。そして、器具の素材として、樹脂のものよりはガラスや金属、陶器、紙といったものを優先し、その素材感を大切にすること、ですね。
照明を検討するときに、いつも悩むのが、吹抜けに付ける器具です。吹抜けですから基本的には穴になっていて、器具を取り付ける天井がありませんから。
吹抜けのさらに上、2階の天井から長く吊り下げる器具(ペンダントといいます)にするか?あるいは、片側の壁に壁付け用の器具(ブラケットといいます)を付けるか?いくつかの選択肢があると思いますが、その決め手になるのは、吹抜けの下が何に使われるかということだと思います。
たいてい「家族の間」に吹抜けはあるわけですが、そこがダイニング部分なのか、リビング部分なのかによって、あるいは吹抜けのどちら側に「暮らしの重心」があるかによって、その設置すべき位置とそのかたちは、変わってくるわけですね。
写真のお宅は、吹抜けの下にダイニングテーブルがきているのですが、それも真下ではありません。片側に寄った位置に、ダイニングテーブルの定位置がありました。
そこでこの吹抜けにはご覧のような、片側の壁(梁)から長く飛び出した形状の器具を取り付けました。よく見ると、飛び出した器具をワイヤーで吊っていますね。
ダイニングテーブルの場合、やはり卓上がきちんと照らされないといけないですから、あまりに高い位置に器具は付けられません。また、位置が片側に寄っているということもあって、こんなセレクトになりました。
長細くて四角い、シンプルな器具がつくことで、吹抜けの空間がよりすっきりと見えているように思います。
もちろん、間取りと使い方が変われば、また違う「吹抜けの照明」がありえるわけです。その都度そこに相応しい光のあり方を考え、思い悩むのも、これまた設計者の醍醐味、なんですよね。






