いつもお読みいただきありがとうございます。
KJWORKSの木想家では、キッチンも家と一緒に考え、打合せをし、図面を描いて、造りつけることを基本としています。ですから当然、そのキッチンは世界でひとつだけの、その家のためのキッチンになります。
キッチンのあるべき形というのも、本当にご家族の暮らし方によって様々なはずで、それを画一的な形状に決めつけてしまうのはおかしい。私たちは常々そう考えているんです。
形だけではなく、素材や色も、その家に使われる他の材料との調和を考え、ひとつひとつお客さまと話をしながら選んでいきます。
例えばこの木想家のキッチン、吹抜の上から撮っていますので全貌は写っていませんが、周囲の素材たちと何とも言えない絶妙のコントラスト、調和をもっていますよね。自分たちで設計・施工したとはいえ、見ていてうっとりしてしまいます(すいません)。
この家にはダイニングテーブルがなく、このバーカウンター形式のキッチン周りで食事をされます。そしてそのカウンターがちょうどテーブルの高さになるように、キッチンの床が他よりも一段下がっているんですよ。
カウンターの素材はウォールナット。すっきりとした木の家がお客さまのお好みであることもふまえ、白い壁と唐松の床板の中に、その空間の主役としてくっきりと映える色になっていると思います。とても美しい!また、お客さまもとても綺麗に使ってくださっているのが、とても嬉しいことですね。この写真で、建って3年半も経っているんですよ。
背面側のカウンターも同じくウォールナット。そしてカウンター下は引出の収納です。このような収納計画も、世界でひとつだけのキッチンづくりの大事な要素です。
どうでしょう?こんなキッチンが他にあるでしょうか?その位置、向き、かたち、素材、中身、そしてそこでの人の動き。すべてを家のプランと一緒に考え始め、そして実施設計でさらに詰めていく。このような長い作業を経て、世界でひとつだけの、そのご家族のためだけのキッチンが出来ていくんですね。
普段いつもやっていることなのですが、こうして振り返ってみると、改めてその重要さ、そして責任の重さをひしひしと感じますね。身が引き締まる思いであります。






