KJワークス 山口のページ - 北摂 北大阪 注文住宅の間取りを木の家 施工例から解説。

長期優良住宅からエコポイント対応リフォーム、自然素材住宅・健康住宅・光と風を取り込んだ人と住まい、そして地球にやさしい設計を提案しています。


KJ WORKS 設計士 山口のブログページです。

moiss_top

515KENhouEL._BO2,204,203,200_PIsitb-sticker-arrow-click,TopRight,35,-76_AA300_SH20_OU09_

wikimedia commons

20101224_03

縦書き主義

セミクジラ

nissan_leaf

edc1101161931010-p1

env1101110200000-p1

25_001137

himeji

img_1015721_27867913_9

8349dd329afa8e0c5b0f8283abc573e0

pearlf

o0602042610959944856

KJ WORKSの設計術や家づくりについて私の想いを、日々綴っています。
上の写真をクリックして頂くと、記事のページに移動します。どうぞ、ご閲覧お願いします。

2011年1月アーカイブ

アンモニア社会

 

アンモニア

 

いつもお読みいただきありがとうございます。

 

今日もまた、世界をひっくり返しかねない、素晴らしい研究のことを知りましたので、興奮しつつ取り上げます!

 

「アンモニア」と聞くと、理科の実験で嗅いだあの強烈な刺激臭が思い浮かびますよね。でも、アンモニアというものは、この世界にとって大変重要な物質なんです。

 

何故重要か。それは、あらゆる生物が生きていくために、タンパク質やDNAの構成材料でもある窒素が必須元素であること。そして、にもかかわらず生物は空気中の窒素を直接利用することができない、という事情があるからです。

 

写真は、マメ科の植物、レンゲソウです。これらマメ科植物の根には「根粒菌」というものが共生しており、根粒菌の持つ「ニトロゲナーゼ」の作用で、窒素をアンモニアに変換できます。このように植物は窒素を土中から取り入れることができ、動物たちはそれら植物を食べることでしか窒素を摂ることができないわけです。

 

そこで、植物に効率よく窒素化合物を与える目的で、空気中の窒素からアンモニアをつくり、そこから化学肥料をつくるという方法が発明されました。これは、人類全体の食糧事情を考えた時に、革命的とも言える出来事だったんですね。

 

しかし、この方法にはまだ不完全なところがありました。それは、「合成に多大なエネルギーを必要とする」ということ。この方法では、鉄系の触媒を使い、高温高圧の条件下で窒素と水素を反応させてアンモニアをつくります。その際のエネルギー消費は膨大なもので、世界のエネルギーの数パーセントは、アンモニアを作るために使われていると言いますから、すごいものですね。

 

それを受けて今、植物がおこなっているような、常温常圧でのアンモニア合成手法を求めて研究が盛んにおこなわれ、日本の研究者が、その素晴らしい方法への糸口を発見したということなんです。

 

まだ完全とは言えないようですが、最終的な目標としては、アンモニアを空気中の窒素から常温常圧で合成し、かつその際に必要となる水素イオンを水から取り出すという、とてもECOな方法へ向かってその研究は進んでいるようです。

 

このような素晴らしい研究が成功し、アンモニア合成が現実のものとなったら、どうなるか。単に肥料をつくることが簡単にできる、というレベルの話ではないんです。

 

その時アンモニアは、燃料として使われます。環境に与える負荷が少ないアンモニアは、エネルギー、資源といったいろんな問題を全部一挙に解決できる、究極のエネルギー媒体になるのではないかと言われているんですよ。

 

空気中の窒素と水からアンモニアを合成し、それを燃料とする。酸素との化合でNOxが出るいう問題も、今ではかなり有効な触媒が開発されていて、おそらく解決可能だろう、とのこと。

 

いや、本当にそうなれば、凄いことだと思います。エネルギー問題、そして化石燃料によるCO2の問題、オゾン層の破壊、色んな問題を解決できる救世主となりえる。それがアンモニアなんですね。

 

私も、そのような研究のことは全く知りませんでしたが、そうやってエネルギー問題を解決すべく日夜研究を続けておられる方々には、本当に頭が下がる思いがしました。

 

今回の研究者、西林博士の言葉です。

「化石燃料に頼っている世界はいずれ終わりを迎えますから、新しい技術で世界を変えていかなければなりません。人類の役に立つプロセスを開発することが、アカデミックな領域にいる科学者の役割でしょう。技術立国である日本は、もっとこうした研究を武器にして、発展途上国に貢献するといった取り組みを行っていく必要があります。 」

 

いや素晴らしい!頑張ってください!



呼吸する壁のために

 

moiss_top

 

いつもお読みいただきありがとうございます。

 

KJWORKSのHPにも載っているのですが、今日は私たちが使っている優れた素材、MOISSのことを少し書きたいと思います。メーカーさんの肩を持つわけではないですが、とてもいいものなので、皆さんにもお伝えしたいわけです。

 

MOISSというのは商品名でして、建物の壁に張るパネルなんです。構造上の耐力壁として使うものと、壁の仕上材として使うものとがあります。

 

その特色は、バーミュキライトという天然の粘土鉱物を使っていること。園芸の世界では、肥料として使われたりしていますね。珪酸カルシウム水和物(トバモライト結晶)の構造にこのバーミキュライトをうまく混ぜて板状に加工した製品だそうですが、細かい組成などは私もよくわかりません(笑)。

 

しかし、その素材と組成によって、このパネルは色々な素晴らしい性能を発揮してくれます。その開発のコンセプトが、「日本の伝統的な民家のもつ性能を、現代の住まいに実現する」というものだそうですから、その性能は、私たちの家づくりにとっても、なかなかに素晴らしいものなのですよ。

 

例えば、「湿気を自在に調節する」こと。室内空気のもつ湿気を、まるで木材や漆喰のように、吸ったり吐いたり、調節してくれます。室内の壁仕上として使えば部屋の調湿作用がありますし、建物の外に構造用面材として使えば、壁の内部に入り込んでしまった湿気を吸って、外に排出する。KJWORKSが求める「呼吸する家」に相応しいチカラです。

 

例えば、「有害物質を吸着する」こと。MOISSそのものがホルムアルデヒドなどの有害物質を出さないのはあたり前として、湿気だけではなく、それらの有害物質も吸着、固定化してくれます。バーミキュライトという素材の層間部でそれはおこなわれていて、最終的には有害物質を水と炭酸ガスにゆっくりと分解してくれます。

 

例えば、「施工に接着剤がいらない」こと。セラミックでありながら粘り強い性能をもっているため、有害物質を放出しがちな接着剤を一切必要とせず、ビスや釘のみでの施工が可能です。塗装や仕上げも可能ですが、それでは意味が無いので、KJWORKSでは、収納内部や納戸の壁などに、素材そのままで使っています。

 

例えば、「面材として充分な強度をもつ」こと。構造用面材として、建物全体を覆うように施工しますが、壁の部分では倍率2.7倍、場合によっては3.8倍と、いわゆる構造用合板よりも優れた耐震性能を持っているんです。壁だけではなく、窓がある部分もその上下には全て施工しますから、まさに家全体が粘り強い強度を持った壁で覆われることになるんです。いわゆる「筋交い」はKJWORKSの家には、もうありません。

 

そして例えば、「最後には土に還る素材である」こと。ケイ酸カルシウム化合物の主成分である石灰、シリカは土へのミネラル肥料となり、バーミキュライトは土壌の中で有機質肥料の保持剤となるそうで、いずれも最後には風化し、土に還っていきます。これもまた、家づくり企業としての責任範囲のひとつですね。

 

色々と書きましたが、どうでしょう、なかなかに優れた素材ではありませんか。その性能の良さからか、徐々にその認知度も高まっているようですね。もうKJWORKSでは、全棟でこのMOISSを標準採用することにしています。

 

家づくりを続ける中で、より優れたもの、より自然なものをいつも追い求めている私たちですが、こと構造用面材、収納内部の壁仕上については、正直このMOISSに止めを刺す!という感じなのであります。

 

いい素材に出会い、お客さまの家づくりにそれを役立てる。これも家づくりのひとつの喜びですよね!



建築イラストレーションの名人

 

515KENhouEL._BO2,204,203,200_PIsitb-sticker-arrow-click,TopRight,35,-76_AA300_SH20_OU09_

 

いつもお読みいただきありがとうございます。

 

『桂離宮―日本建築の美しさの秘密 (日本人はどのように建造物をつくってきたか)』 草思社

 

この「日本人はどのように建造物をつくってきたか」というシリーズは、その名のとおり、日本の伝統建築について、その建築の経緯、工法、実際の施工手順、意匠やデザインなどなどを綴った、その建物についてのかなり詳細な解説本です。

 

内容もとても面白いのですが、このような主旨の本ですと、当時の写真が残っていないため、ビジュアルにわかりやすい表現をしようと思うと、どうしてもイラストが主になりますよね。

 

実はそこがこのシリーズの素晴らしいところ。知る人ぞ知る名人、穂積和夫さんのイラストで全編が彩られています。

 

穂積さんは建築学科を出て大手設計事務所に勤務後、イラストレーターに転身されたという経歴をおもちで、その建築イラストの素晴らしさは、何というか、筆舌に尽くし難いもので、もう見ていただくしかありません。

 

私などは、それだけをじいっと見続けてしまって、本文を読むのを忘れて読み終わってしまうほどです(笑)。

 

本書には、建物だけでなく、着物姿の当時の職人が鉋をかけたり、墨付けをしたりといった作業風景、施主である智仁親王が天井高さを決めるため、職人と一緒に寸法を検討している絵、などもあるんです。それらがまた素晴らしい!

 

内容は、小学校6年生以上を対象ということで、建築のプロでなくても充分楽しめる平易な表現となっています。

 

興味がおありの方には、是非読んで、「観て」いただきたい名シリーズであります!



知の結集

 

wikimedia commons

 

いつもお読みいただきありがとうございます。

 

皆さんは、WEBで何かを調べるときに「ウィキペディア Wikipedia」のお世話になってはいませんか?ご存じない方にはちょっと想像できないかもしれませんが、今やこの「辞書」、世界最大の規模と精度になりつつあるものなんですよ。

 

そのコンセプトは「知の結集」とでも言うべきもの。誰でも書き込める白紙の辞書、そこに自分が知っていることを書きこむという、ただそれだけのことなんですが、どんな分野にもその専門家というべき人がいるわけで、膨大な数の人間がそこに書き込んだ時、それは素晴らしい知恵の宝庫となる。そんなコンセプトで出来上がっている、いや、日々更新されつつある、「生きている辞書」なんですね。

 

私もなにか調べ物をするとき、真っ先にこのウィキペディアを引きます。そこにはたいてい何かの専門的な知識が書かれています。「少しずつ、たくさんのものを集める」ということが、WEBという道具によって全世界的に可能になったからこそ、このようなことが可能なんですね。いつも感心してしまいます。

 

私は最近知ったのですが、そのウィキペディアで、新しい「知の結集」が始まっていたんですね。その名は「ウィキメディア・コモンズ」。名のとおり、画像や音声、ビデオといったメディアファイル、その中で「製作者にお金を払う必要が無いもの」を集めた場所、のようです。

 

早速入ってみたのですが、その数たるや膨大なものですね。HPの説明によると、「現在ウィキメディア・コモンズには8,200,723個ものファイルが集積されており、それらのファイルを集めた記事が約100,495本あります。」とのこと。すごいもんです。

 

素晴らしく美しい画像、高品質な音源など、そら恐ろしいほどの分量です。早速活用すべし!と私は有頂天になってしまったのでした。

 

このようなWEB上の「知の結集」についていつも思うのは、ウィキペディアでの辞書の記事の書込み、そしてこれらのメディアファイルをアップロードすること、それらは全て世界中の人々が無償でやっているんだ、ということです。

 

辞書の記事なども、わざと間違ったことを書き込む輩があったとしても、ごく短時間のうちにそれは削除されたり、正しく書きなおされたりしているのだそうです。

 

つまり、この「知の結集」システムは、人間の「良心」や「ポジティブな気持ち」や「一緒に何かしたい気持ち」といったもので、成り立っている。

 

それがまだちゃんと成立する世界であることに、私はホッとしたりするのであります。



冷たいパソコン

 

20101224_03

いつもお読みいただきありがとうございます。

 

パソコンを触らない日はまずない、というほどに、私の毎日にパソコンは必須のものになっています。いいのか悪いのか...。

 

そのパソコン、そして最近ではDVDレコーダーなどにも、「ハードディスク」というものが搭載されていますね。これは磁石を利用した情報の記録装置のことです。

 

その原理は、小さな小さな磁石が並んでいて、それに磁場をかけることでその向きを制御することにあります。どの磁石がどちらに向いているかが、情報の記録となるわけですね。

 

そして、その磁場を発生させるのには、コイルに電流を流すことが必要です。結果、パソコンはその部分でも電力を消費し、また「発熱する機械」となっているのが現状です。

 

しかし、最新の研究成果では、このハードディスクの電力消費をゼロにすることができるかもしれない、そんな素晴らしい成果にまで辿り着こうとしているようですよ。

 

これは、磁場を生む仕組みとして、電流を流すのではなくて、電圧をかけることでその効果を得ようというもの。電圧をかけるだけですから、上の画像のように、電力消費がなくなるというわけです。結果、電力コイルからの熱も発生せず、「冷たいパソコン」ができるかもしれない。これはすごい、画期的な発見ですよね!

 

しかも、この効果を生むためには、ひとつひとつの磁石が現在のハードディスクのものよりもさらに物凄く小さいものである必要があるそうで、その結果として、同じ大きさの記憶媒体ならば、現在のものよりも1000〜10000倍の高密度化が図れるとか。今の10000倍入るハードディスク、それもまた、すごい話です。

 

いわゆるレアアースも使わず、鉄という素材だけでこの仕組みが作れるというからそれもびっくりです!

 

電力なし、レアアースなし、超々高密度。そんなものが、ありふれた鉄という素材からつくられる。ナノテクノロジーというのはすごいもんだと思うとともに、まだまだ人間にとって、「充分に知っている」と思い込んでいる素材たちにも全然知らない側面、奥深い世界が隠されているんだなあ、そんなことを感じた次第です。

 

そんな世界が垣間見えるこのような大発見には、何だかワクワクしますね!



素晴らしき縦書き

 

縦書き主義

 

いつもお読みいただきありがとうございます。

 

日本語の表記について、面白いブログを読みました。その独自のメリットについて書かれたものです。

 

「縦書きも横書きもできる」という、現代の日本語ならではの特徴を大きなメリットとして扱っていました。文字をレイアウトするスペースに対する柔軟性、といったようなことが書かれています。

 

また、画像のような古地図では、俯瞰による地形図に縦書きによる地名の「短冊」が付いているのが通例です。何となくあたり前のようですが、俯瞰の場合はこれが横書きの文字だと、地形図を隠してしまって大変に見にくくなる。短冊形であるが故に、とても立体的でわかりやすい、効率のよい視覚化が可能になっているということなんですね。

 

なるほど。そんなこと全然意識していませんでしたが、確かにそうですね。

 

また、今日現在、WebやTVなどで目にするテキストはほとんど全て横書きですが、しかし出版界については、一部の理系書籍など以外はまだまだほとんど縦書きですね。これもほとんど意識していませんが、漫画の文章(吹出しのセリフ)も縦書きなんですね!言われてみないと意識できないほどに、それはあたり前になっている。

 

日本人にとって、「読書=縦書き」という図式はまだまだ強力に刷り込まれているようですね。

 

そこで、昨今ついに普及しようとしている電子書籍について、その「縦書き」化が、普及への最大のポイントである、とこのブログは結ばれていて、私はとても興味をおぼえた次第です。

 

この文章も普通に何の抵抗もなく横書きで打っていますが、確かに自分で本を読む時、縦書きでないと読みにくくて仕方ありません。考えて見れば、とても不思議ですね。自分ではどんどん横書きの文書を作っているのに!

 

日本語は、とても面白い。そしてそれを読み書きしている我々日本人も、面白い人種だなあ、今日はそんなことを感じたのでした。






最近のブログ記事



月別 アーカイブ


  • ホーム
  • 交通アクセス
  • 個人情報保護方針
  • 資料請求
  • お問い合わせ

ページの先頭へ戻る



KJ WORKS 株式会社ケイ・ジェイ・ワークス


くらしの杜 全景

株式会社 KJワークス 大阪
〒562-0028 大阪府箕面市彩都粟生南1丁目16-29    (地図)
TEL. 072-728-5597  FAX(072-728-7281


株式会社 KJワークス 京都
〒610-1121 京都市西京区大原野上里北ノ町1228-7    (地図)
TEL. 075-335-5077  FAX. 075-335-5088


株式会社 KJワークス 南大阪
〒587-0051 大阪府堺市美原区北余部48-25    (地図)
TEL. 072-362-6838  FAX. 072-362-6839

 KJ WORKSの参加団体
sarex

「新木造住宅技術研究協議会(NPO新住協) 



大阪 箕面にある 木の家づくり 工務店。 大阪 京都 神戸 南大阪 滋賀で注文住宅を建築するなら大阪 箕面を本拠地の木の家づくり 工務店 KJWORKSにお任せください。

木の家づくり 注文住宅 施工エリア

大阪市 豊中 吹田 池田 箕面 摂津 茨木 高槻 豊能 三島 守口 門真 寝屋川 枚方 交野 四条畷 大東 などの大阪府北部全域
神戸市 尼崎 西宮 芦屋 伊丹 川西 宝塚 川辺 三田 などの兵庫県の一部
八尾 東大阪 柏原 羽曳野 藤井寺 松原 富田林 南河内 堺 和泉 高石 泉大津 岸和田 貝塚 泉佐野
 泉南 阪南 大阪狭山 河内長野 泉北 泉南 などの南大阪全域
奈良市 生駒 大和山 大和高田 香芝 天理 桜井 橿原 生駒 北葛城 五条 御所 葛城 宇陀 磯城 高市 吉野 下市 吉野 などの奈良県全域
京都市 亀岡 南丹 船井 宇治 城陽 向日 長岡京 八幡 京田辺 木津川 乙訓 久世 綴喜 相楽 などの京都府の一部
大津市 草津 守山 栗東 野州 彦根 長浜 近江八幡 湖南 高島 東近江 愛知 犬上 などの滋賀県の一部
和歌山市 などの和歌山県の一部
その他の地域についてもお気軽にお問い合わせ下さい。

木の家づくり工務店 薪ストーブ 太陽光発電 漆喰を活用する木造注文住宅