いつもお読みいただきありがとうございます。
今日は、リフォームをご希望のご家族のもとへ、今の建物の状況を調査しに行ってきました。
リフォームのご要望でやはり一番多いのは、「部屋が間仕切られていて狭いので、もっと広々と暮らしたい」ということです。今回もそのようなご希望がありました。
部屋を広くする、ということは、壁をなくしていくこと。おのずと構造全体に影響してきますから、それがどこまで可能なのかを見極めないと、安易なご提案はできません。建物の調査とは、傷み具合という意味とは別に、そういう点も大事なんですね。
今住んでおられる建物は、たいてい柱や梁は隠れてしまっています。それを何とかチェックするため、台所の床下収納を開けさせてもらって基礎や土台の状況を確認。また、可能なかぎり天井裏、2階の小屋裏も見ておきたいところです。
今日のお宅では、残念ながら1階の天井裏が見られませんでしたが、2階の和室押入の天井を開けて、屋根を支える小屋組が見える小屋裏の状態を確認することが出来ました。
そこから2階の柱位置を確認し、その柱が屋根の荷重を1階に伝達している部分を特定します。1階の柱があまり見えない状況ではありましたが、それで大体、どの部分の柱が重要で、どの部分は壁を取り去っても構造に影響がないか、それを推測し、おおまかに把握することができました。
そのままお客さまと打合せをし、いま見た状態のご報告と、その構造を踏まえたリフォームの考え方をお話しすることが出来たので、とてもよくご理解いただけたようです。
KJWORKSへのリフォームのご依頼は、このような構造に関わるものがほとんど。それにはやはり、新築の設計・施工を通じて培ってきた、構造に関する知識と経験が欠かせませんね。
見えていない構造を、いわば探偵のように推理していく。これも建築屋稼業のひとつの醍醐味だと、私は思うのであります。






