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今日は、家づくりの実施設計が進行中のお客さまと、ショールーム巡りをしてきました。
実施設計でおこなう詳細打合せにおいては、「今想定されている仕様」について、仕上げや機能、設備概要などがわかるようにさまざまな資料をご用意し、ご説明をさせていただきます。
実際のサンプルやビジュアルでわかりやすいものを使うようにするため、それで充分話が通じて、仕様がすんなりと決まっていくお客さまもおられます。
でも、なかなかイメージが湧かない、あるいは思い描くことが苦手なお客さまの場合、やはり百聞は一見にしかず、百見は一触にしかず(?)、ということで、ショールームへ行って実際に見ていただくことをお薦めし、よりイメージをしっかりともっていただくようにします。
また、こちらが標準的に想定している仕様とは少し違った雰囲気で、ご自分なりのイメージをしっかりとお持ちのお客さまの場合も、ショールームへ足を運んで一緒に見て回るということが大事ですね。それは、そのそのイメージをしっかりと共有しておく必要があるからです。今回も、どちらかというとこのようなお客さまでした。
午前中にTOTOショールームで設備機器関係の仕様や機能、色彩などを確認した後、今回イメージを共有しておくべきこだわりのポイントについて、それが見られる場所へご案内したんです。
まずひとつは、玄関土間の床仕上です。通常は玉砂利の洗い出しや素焼き風タイルのことが多いですが、今回イメージとして見せてもらったのは、大理石の風化したような仕上げの事例。それを含めて石やタイルが色々と見られる、アドヴァンのショールームへご案内しました。写真は、そこにあった石の仕上げ事例です。これに決まったわけではないのですが、私も気に入ったものです。
そしてもうひとつは、お客さまが「ドアに嵌めたい」とおっしゃっていたステンドグラス、デザインガラスです。KJWORKSとよくコラボレーションで仕事してくださっているアトリエ・アゴさんの工房へをお連れし、その素晴らしい作品たちをご覧いただきました。私たちの想像通り、とても気に入ってくださって、実際につくるものの色んなイメージまで、具体的な話をすすめることができました。
もちろん、どのお客さまもこのコースでご案内をするわけではありません。今回そのお客さまと一緒に私たちが見るべきものは何か、共有しておくべきイメージは何か、それを見極めて、行き先をセレクトしていきます。
そのこと自体も、設計者の腕の見せどころ、設計の一部だと思いますし、よりよい建物を形にするためには大切な作業なんですね。そして、新たなものを見ることができたら、自分の引出も増える。
なにより、実際のものを見て、触って、大きさや形や色を体験するのは、とても楽しいこと。せっかく行くなら、その楽しさをお客さまと共有できるような、そんなセッティングをこれからも心がけたいものですね。






