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台風6号が近づいて、今日は朝から雨ですね。台風以外にも、日本では梅雨をはじめとして雨の多い時期がよくあります。日本が森の国であるのは、雨の国でもあるから、だとも言えますね。
ご覧の写真は、今朝私の家の二つの窓を撮ったものです、この二つの窓は、東隣の駐車場に向いて、すぐ横に並んでいるのですが、雨の日にはこの通り、ずいぶん違った様相になります。ほぼ同じ時間に撮っているのに、ずいぶん雨の掛かり方が違っています。
サッシは同じ木製サッシの、サイズも同じものですが、右側の窓にはアルミの小庇がついています。そして左の窓には、ついていないんですね。
敷地境界線との位置関係で、左の窓にはつけることが出来なかったのですが、雨が降るたびに後悔します。今日のような夏の雨の日には、少しだけ窓を開けて風を入れないと暑いのですが、右の窓ではそれが出来ても、左の窓ではそれができませんね。雨がまともに入ってきてしまいます。
庇と言っても、外壁面からほんの20センチほど出ているだけのものなんですよ。それでも、ガラスの濡れ方が全然違いますね。
KJWORKSでは、屋根の軒が出せる場合はなるべく出す、それ以外の窓にもなるべく庇をつける、というのが基本的なルールです。それは、ひとつにはこのような雨を防ぐ意味。もうひとつは、日除けの意味です。
深い軒は、高い夏の日差しを遮り、低い冬の日差しを取り入れてくれます。小庇も、それがあるとないとでは、スダレなどの日除けの設置がしやすい、しにくいという違いがあります。
最近、街を歩くと、以前にも増して多いように思います、軒や庇の全くない家。キューブ型の家が、流行りででもあるのでしょうか。庇はなく、しかもガラスもほとんどはめ殺しだったりしますね。何だか、見ていて恐ろしくなります。年がら年中空調を効かせて生活しないといけないような、そんな家に見えて、住んでいる方がお気の毒になります。
せっかく自然豊かな四季のある国に住んでいるのだから、その時々の気候とうまく付き合って、気持よく暮らしていただきたい。そんな思いで家をつくるなら、軒や庇の重要性は、自明のことではないでしょうか。
その軒や庇がつくる建物の姿形が、長く日本に続いているあたり前のかたちだったし、これからもそうであるべきだと思います。軒や庇の機能が失われ、なおかつその「日本の家」の姿形も失われつつあることには、本当に危惧を覚えますね。
KJWORKSの木想家。いつも「日本に建つ家」であることを忘れずに、それを心して、一軒一軒つくっていきます。






