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アップが遅くなりましたが、先日、香川県のお仲間、株式会社 菅組さんを訪ね、色々と勉強させていただきました。当日のTwitter、Facebookでは「うどん」のことばかりつぶやいていましたので、今日はちょっと真面目に...。
写真は快晴の中、とても素晴らしい姿を見せている讃岐富士ですね。この地で、木の家、そして施設建築、さらには社寺建築と、とても手広く建設のお仕事をされている、菅組さんなのです。それらを、画像を中心にお話ししていきましょう。
当日は北海道伊達市の小松建設さん、小松社長ともご一緒で、まず朝お会いして、朝うどん(2玉)。それから見学の旅スタートです(笑)。
まずご案内いただいたのは、社寺建築の刻み場。素晴らしく美しい桧材を、おそろしく切れそうなノミで刻んでおられました。また、その2階には床に直接建物の原寸図を描く「原寸場」が設けられています。社寺の屋根や飾り物をつくるには、必須のものなのでしょうね。
次はショップや古材倉庫、薪ストーブの展示がある「古木里庫(こきりこ)」です。大きな瓦がお出迎え。そして菅社長がお得意のビオトープが前にありました。水の循環などさせなくても、中の生態系がうまく整っていれば、ほとんど何もしなくていいそうです。
上が薪ストーブの展示スペース。とても洒落ていますね。ストーブの後ろが大きなはめ殺し窓というのも、カッコいいなあ、と思いました。
そして下は古材の倉庫。古い建物の解体現場などから集めてきた古材や古建具がところ狭しと並び、お嫁に行くのを待っています。最近は店舗などでよくこのような古いものが使われるようですね。
菅組さんの施工事例も拝見できました。これは焼杉の外壁と緑化屋根の下屋をもつお宅。薬剤処理の偽物ではない本当の焼杉は、とても風合いがいいですね。手が真っ黒になるので、施工はたいへんだそうですが。
菅さんの家づくりの「記念行事」として、「大国柱伐採ツアー」があります。その伐採した大木を無駄にせず使うということで、元玉、二番玉、三番玉と、その全てが建物に活かされています。写真はその大木のてっぺんの部分。枝をうまく使って、玄関の帽子や荷物掛けに。とてもいいアイデアだし、その思想が素晴らしいです。
外観を含めて3軒のお宅を拝見しましたが、どこでもおこなわれているのが、植樹です。KJWORKSと同様、菅組さんも「宮脇式」の植樹、森をつくる運動に賛同しておられて、家づくりの記念植樹を進めておられるんですね。鎮守の森の樹木であったり、里山の樹木であったり、街に緑を増やす活動、見習わなければと思いました。
次なるここは高松にある「エコショップ すが」です。家づくりに使う自然素材、そして木の家に似合う小物たちを扱っておられるショップですね。KJWORKSのかぐらと共通するものもあり、またちょっとテイストの違うものもあり、その比較が自分を客観視することになり、勉強になりますね。
そして最後はこれ。今や菅さんと言えばベーハ小屋です(すいません...)。讃岐富士に代表される「おむすび山」と並ぶ香川のとても素敵な景観をつくっている、元はタバコの乾燥小屋だった可愛い建物たち。越屋根を持つそのスタイル、自然の素材が徐々に朽ちていくその風合い、私もいっぺんで虜になってしまいました。
そんなことで、一日たっぷりと様々な場所を見せていただきました。もう、頭がお腹いっぱいです。ご自分の愛車で終日ご案内下さった菅社長には、心から感謝です。ありがとうございました。
最後にこれは番外編。香川の民家には、外壁の黒漆喰にこのような鮮やかなブルーのラインが入っているものが多く見られます。これは群青の色を入れた漆喰細工で、「水」をデザインしたもの。火除けのおまじないなんですね。私も全国色々な場所で民家を見ていますが、これは他の地方では見たことがありません。このブルーのラインで、重厚な民家にとてもモダンな感じが生まれて、私はとても好きですね。
讃岐国、香川。その地、その風景、その家づくり文化、色んなものを体験できた、実り多い一日だったのであります。本当にどうもありがとうございました。





