ご愛読、ありがとうございます。
昨日今日と、東京へ行ってきました。本題はSAREXという工務店の集まりでの勉強会だったのですが、それに絡めて、2つほど以前から行きたかったところへ行き、目で、耳で、手で、体で学んできたんです。
今回行ったのは、どちらも東京で頑張っておられる同業者、木の家づくり工務店です。でも、やはりところ変わればやり方も違います。ご同業のつくるものを見る、そしてお話を聞くのは、自分を客観的に眺めるために、とても大切だと思っています。
今回お邪魔したのは、まず大田区にある株式会社創建舎さん。こちらの設計リーダー、吉田さんとは親しくお付き合いいただいていて、今回は事務所を見せてほしい!と無理を言ってしまいました。
でも、勝手なお願いながら快諾いただき、更に社長の中里さんのご自宅、最近竣工成った「そうけんしゃの家」まで見学させていただくことができたんです。
しかも、中里社長ご夫妻からも暖かい歓迎を受け、美味しい夕餉までごちそうになってしまって、いやもう感激するやら恐縮するやら、でした...。
創建舎さんがつくっておられるのは、とてもすっきりとした木の家です。ほとんどが大壁ということでした。鴨居や窓枠などの材もツガをつかっておられ、さっぱりとした見え方で清潔感がありますね。その、自分たちとは違っているところが、とても参考になったのです。
これは障子のはまった掃出窓の上部。KJWORKSとはまた違った納まりです。
そしてもう一ヶ所は東村山市の相羽建設さんが新しくつくられたリフォームのモデルハウス兼イベントスペースとも言うべき場所、その名も「あいばこ」です。
ここは設計、インテリアデザインに、伊礼智さん、小泉誠さんのお二人が参画しておられます。その見せ方ってどんなんかな?と興味津々だったわけですね。
行ってみると、やはりお二方のテイストが随所に見られて、これも自分たちとの違いが参考になるのです。ここは木造ではなくビルの1階にある店舗用スペースの改装なので、さらにすっきりとした感じですね。でも、多く使っている木材は杉。白と杉の色のコントラストをうまく見せる、という考え方のようで、創建舎さんともまた違っていますね。
ここで一番面白かったのが、この写真のスペース。畳敷きにテーブルと椅子、という設えです。そして、天井高さをぐっと押さえたベンチのスペース。何だか出窓がベンチになったような、ちょっと穴蔵の雰囲気もするような、気持ちのいい場所だったのですね。奥行のあるベンチに胡坐で座っていると、妙に落ち着くのです。これは使える!そう思いました。
そんなことで、今回は2つ、お仲間がつくる空間づくりを学んできました。すぐに活かせそうなものもあるし、KJWORKSとはちょっとテイストの違う部分もあります。
でもそれは、実際に足を運んでみないとわからないのですね。見て、触って、空間を感じて、そしてお話も聞く。建物の場合は、そうやってこそ身につくもの、それが一番大事な気がしています。
いや、今回なかなかに充実した時間でした。素敵な時間をご提供くださった創建舎さん、相羽建設さんに、心から感謝する次第です。ありがとうございました!






