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KJWORKSでは、専用住宅の他に、住宅の延長線上の規模でできる施設、たとえばクリニックなどもいくつか手がけています。写真はその内のひとつ、堺にある「にしきこどもクリニック」の待合室です。
このようなクリニックなどの建物こそ、住宅と同様に、いや住宅以上に、「木の癒し効果」を患者さんなどの利用者に感じてもらえたらいいですね。ですから、是非木造でこういうものをつくっていきたい、常にそう思っています。
そうしたら、そんな関連の構想のお話があって、ここのところ実は「グループホーム」について勉強しているんです。今まであまりご縁がありませんでしたが、学べば学ぶほど、これも木造で建てたい施設だと感じているんですよ。
現在の日本で「グループホーム」と言えば、認知症高齢者のためのグループホームを指すことがほとんどです。しかし「グループホーム」というのは元々、ヨーロッパで始まった障害者解放運動の一環で生まれてきたものなんですね。精神障害者、知的障害者を、社会的な隔離施設から解放しようとする「脱施設」の動きの中で構想されてきたという敬意があるようです。本来は障害者用のものなんですね。
また、グループホームの建築について私は、「高齢者用の建物」ということで、老人保健施設などと同様にどこか「施設」というような感じ、鉄筋コンクリートの立派な建物、というような思い込みをしてしまっていたところがありました。
しかし実際のところは、もちろんそういう施設もありますが、木造による新築建物、あるいは木造アパートや一戸建をリフォームしたような建物も多くあるんですね。
写真は、大分県にある「グループホームびわのす」という施設です。220坪ほどの平屋建ての木造の建物で、県産の無垢の杉、ヒノキをたくさん使っています。さらに太陽光発電や高断熱性で環境へも配慮しているということで、大分県の「豊の国木造建築賞」で最優秀賞を受けたものなんです。その取組みが素晴らしいですね。
このように、グループホームは充分に木造でできる。というよりも、入居者の方々にとっては「施設」ではなく「家」ですから、KJWORKSが普段つくっている「木の家 木想家」と同様の考え方をもって建てるべき建物だと思います。
この「びわのす」は高齢者用のグループホームですが、知的障害者用のグループホームなどの場合は、知的障害者福祉法に基づく「知的障害者地域生活援助事業」という補助事業を利用する場合については、施設定員は4名から7名と
なっているようですね。
そうなると、一人辺り4.5帖ほどの部屋が4~7室と共用部、ということで、本当にもう「少し大きな家」という感じです。これなら普通の住宅規模の考え方で建設可能だし、リフォームでもあり得る規模だと思います。
高齢者の方、あるいは障害者の方が「集って住む木の家」、いま構想段階のそのお話も徐々に実現に向けて進めていきますし、もっともっとこれから、そんな建物をつくっていきたいですね。
クリニックやグループホームといった、いわゆる「社会的弱者」の方々が訪れ、あるいは日々を暮らす建物。そこに木のぬくもり、自然素材の癒しは、絶対にあるべきものだと考えます。
そんな建物をお考えの方、おられませんでしょうか?熱烈歓迎です!素敵な木の家、木の建物、一緒につくりましょう!






