ご愛読、ありがとうございます。
震災で体育館に避難した方々の居住環境について、間仕切りの役目をする「布」を設けたらプライバシーが格段に向上した、という話を以前このブログで書きました。
しかし、今日ご紹介する「家」なら、もっと居住環境は向上したでしょう。プライバシー確保という意味でも、それ以前の断熱や防音という点でも。
写真でご覧のこの新しい「家」、これは「アルミテントハウス」というものだそうです。
大きさは一辺が2.4mの立方体で、床面積が5.76㎡。約3帖半というところですね。これを連結していくことも可能だとか。
8本のアルミフレームと、収納ケース兼ねたアルミの床パネル、そしてパラシュートなどに使われるナイロンタフタという布からなっていて、総重量は86㎏と、その大きさにしてはかなり軽いですね。大人が3人で、約30分で組み立てられると言います。
これはいままであったテントよりも「家」に近いものだと思います。テントと仮設住宅の間くらいの手軽な感じが、色々と可能性を感じさせてくれますね。
テントと同じような布を使いながら、ぐっと仕様が向上しているそのポイントは、ひとつにはアルミを用いた軽量な構造体でしょう。それをテントのような四角錐ではなく、立方体に組んでいることで、ぐっと建物らしくなっています。
そしてもうひとつはそのテント膜の構造。テントが2枚、二重構造になっています。この間に空気を入れることで、それが断熱材、防音材の役目をしてくれ、性能を大幅に向上させています。
さらには、この膜は白く、光を透過するので、室内が暗くならないという利点もあるんですね。明るいということは、狭さを感じにくくなる、という効果もありますし。
災害時に体育館などの大スペースで暮らすことを余儀なくされた時、このようなテントハウスがそれぞれの暮らし、その安全とプライバシーという安心を確保してくれる。そういう使い方ができそうです。
また、キャンプ用のテントの代わりとして、レジャー施設などで常設しておく、というのもよさそうです。色んなイベントでのブースや休憩室のような使い方も思いつきますね。
自治体や企業、団体向けの受注生産品だそうですが、今まであったものに比べとてもお洒落だし、モバイル性もあります。何より、何だか中に入るのが楽しそう、というところがいいですよね。
きっとこれは、そのうちあちこちで見かけることになるような、そんな気がする私であります。





